腰の痛み

「腰が重だるいような痛み」→筋筋膜性腰痛

筋肉の疲労によって発生する「いわゆる腰痛症」です。
座りっぱなしや、重いものを持つことが多い方がなります。
整形外科などでヘルニアや腰椎に異常が無いときにこの診断名になります。
詳しくは症状解説の腰痛の項をご覧ください。

「腰をそらすと痛い、腰が抜けそうになる」→腰椎分離症・すべり症

中高生の時に激しい運動をされていた方が中年以降に腰が痛くなる場合は分離症が疑われます。レントゲンで診断されます。特徴としては腰をそらすと症状が出ます。
腰骨の上下を繋ぎ止める関節が、激しい運動などで疲労骨折を起こし、くっつかないまま治ってしまうものを分離症と言います。
体を動かすと腰骨が前後に動きすぎてしまうのが、すべり症で分離症とすべり症を併発したものを分離すべり症といいます。
レントゲンで本症状が認められても症状が無い方が多いです。実際は不安定な腰椎を支えるため筋肉の疲労がたまりやすく、筋筋膜性の痛みの場合がほとんどではないかとおもわれます。

「腰が痛く、足の先が痺れる」→腰椎椎間板ヘルニア

20歳~50歳の方で腰に負担を掛ける方に多く見られる疾患です。
腰の骨の間にある椎間板というクッション材が潰れて神経を圧迫し症状が出ます。
重度の症状は足が麻痺して動かなくなったりします。
従来の治療法では、椎間板が潰れないように骨と骨の間を広げる”牽引療法”が良く行われますが、ほぼ効果が無いです。
私が考える椎間板ヘルニアは、椎間板にかかる負担が不均等になり、椎間板が潰れてしまうのではないかと考えていて、姿勢を改善することで不均等を改善できるとかんがえます。
レントゲンで「骨と骨の間が狭い」と病院で指摘された人には、引っ張るだけの治療より姿勢を改善して根本から改善する治療を提案いたします。

「40歳以上で朝や夕方に腰が痛く、足が痺れる」→変形性腰椎症

症状としては椎間板ヘルニアと良く似ていて、病院などで画像診断を受けないとはっきりと区別がつきません。
ただ、若い方が症状が強くでるほど腰椎が変形したりはしないので、中高年以降の方の病気です。
なぜ腰椎が変形するかと言うと、腰椎を支える椎間板が潰れて機能しなくなり、代わりに腰椎自体が平たく変形し体重を支えようとします。
つまり、椎間板ヘルニアを予防することが腰椎変形の予防になります。
変形で症状が出ている場合は手技による治療は対処療法でしかありませんが、実際は変形した腰椎の周りの筋肉が痛みを出していることがほとんどですので、痛みに対しては筋肉をほぐして柔軟にすることが大切です。